カイロプラクティックとは
カイロプラクティックとは、1895年アメリカでダニエル・デーヴィット・パーマー(Daniel・David・Palmer)によって再発見された手技による脊椎矯正療法のことである。この手技はすでに古代ギリシャ(紀元前450年頃)の医者で「医学の父」とよも称されるヒポクラテス(Hippocrates)によってなされていたので、ギリシャ語の手技の意味のカイロプラクティコにちなんでカイロプラクティック(英語)と命名された。カイロプラクティックとは、脊椎にアプローチして、歪んでいる骨格を正す手技である。
そして、手技によって、ゆがんだ骨格を矯正し、神経の働きを正常に回復させて、生命本来の治癒力を発揮させて、あらほる病気に対処する療法である。
骨格矯正がどうして医療となるのか
ヒポクラテスはれっきとした医者であった。彼は手術や薬物治療もできたが、あえてそんな対症療法をとらなかった。手術や薬のように生命の自然治癒力(免疫力)を低下させる治療法ではなく、より根本的な療法としての脊椎矯正療法を提唱としたのである。
彼は、次の様に述べている。
「膀胱結石には截石術を施さず、それを生業とする者に委せる。」
「自身の能力と判断に従って、患者に有益と思う治療法を選択し、害があると知る治療法を決して行わない。」
「薬で病気は治らない」
「骨について勉強しなさい。骨からいろいろな病気が発生する」
手技がたくさんあるのは何故か
それはカイロプラクタィックが未完成であるという証拠である。
まず、D.D.パーマーのメリックリコイルテクニックだが、これは脊柱を触診し、後方・側方にズレた骨を見つけて、その骨を整列する方向にリバウンドするように押し返すという手技である。
D.D.パーマーはこのテクニックで頸椎2番の骨を矯正し、ハービー・リラードの難聴を治した。
しかし、後に学校を創立すると、本当のことは息子のB.J.パーマーにだけ教えて、多くの他の生徒たちには、背中の骨を押して難聴を治したと嘘をついた。その、嘘を教わった生徒たちは、治療院を開いても、患者さんの病気を治せない。嘘の手技を教わったのだから、治せないのは当たり前である。
そんなわけで、治療では稼げない多くの生徒たちは学校をつくって生活した。
臨床治療経験もなく、骨格矯正技術もなく、病気を治せない先生が教師となったので、ただ、骨を動かす手技だけが優先されて、あつちからポキポキ・こっちからポキポキというような物や、数多くのテクニックが誕生した。
現在、アメリカには17校の大学があるが、ほとんど最初はデバーシュファィドテクニック(多種多様なボキボキテクニック)から教えている。他に、トムソン・ピアーズ・SOT・ガンステッド・AK・ローガン・AOT・その他のテクニックがある。
一方、本当のことを教わったB.J.パーマーは、頸椎2番椎骨アジャストを研究した。ここには、頭蓋と頸椎の1番・2番を連結する環軸関節という、靭帯で結ばれた要所がある。
B.J.パーマーは、長年研究した結果、ここからの1回のアジャストで、全体の歪んだ骨が、いっぺんに整うということを発見した。そして、それをゴルフのホールインワンになぞらえて、ホールインワンテクニックと呼んだ。
メジー・サブラクセイションは脊柱に1カ所だけであり、それは上部頸椎であるとして、そこからのアジャストのみで足りるとするホールインワン(Hole In One)学説を提唱した。
そして、ターグル・リコイル・テクニックを創始して、1935年から1956年までのパーマー大学では、このテクニックだけを教えた。
1カ所からの1回のアジャストで矯正されるという、ホールインワンテクニックではあったが、これは完全なテクニックではなかった。それは、1956年から1961年にかけてB.J.パーマーがマイナー・サブラクセイションをアジャストする場合もあるとしてホールインワン学説を否定したからである。
また、ガンステッドテクニックの創始者であり、フル・スパイン・テクニックとして、295ものリスティングを生み出したクレアランス・ガンステッドも、晩年になると、B.J.パーマーのホールインワン学説に同意して、自らの290ものリスティングを捨て去っている。
そして、次のように述べている。
「カイロプラクターは患者の体を触りすぎる。30~40分と患者は長く体を触ってもらいたがる。それをがまんして、悪いところだけを1カ所アジャストして済ませるのが上手なカイロプラクターである」
「どの椎骨を、いつ、どのようにしてアジャストしたらいいのか知っているのが善いカイロプラクターだ」
「自然治癒力は脳の中の延髄にある。アトラスはそこに一番近いところにある。だから、アトラス調整が大事である。
「根源のサブラクセイションは1カ所であり多くても4カ所である。、1カ所アジャストして後は自然に任せなさい」
そうして、彼はメジャー・サブラクセイションのアトラスを1回及び2回アジャストするという、ガンステッド流ホールインワンテクニックで治療した。しかし、そのホールインワンも完全なものではなかった。
それは、
「上部頸椎のみを治療すればよい。ただし、事故などにより、胸椎などの交感神経をアジャストする必要もある」
といって、B.J.パーマーと同じく、マイナー・サブラクセイションをアジャストする場合もあるとしてホールインワン学説を否定したからである。
完全なホールインワンテクニック
脊柱は骨格を支える一本の柱で、前後から見たときは垂直に、横から見たときは頭の重みを支えるクッションとして、頸椎は生理的な前湾・胸椎は生理的な後湾・腰椎は生理的な前湾という湾曲があるのが正しい形態である。この脊柱の立体的な、正しい脊柱ラインを回復できるのが完全なホールインワンテクニックである。
MHT(正木ホールインワンテクニック)は完全なホールインワンテクニックである。
MHTで病気が治るか
23年間の臨床事例で、特にテクニックが完成したこの1年間では、著しく病気の治癒例が向上している。
それは、完全なホールインワンにテクニックの完成よって、骨格のゆがみが矯正され、神経の不調が回復し、生命の自然な治癒力が発揮され、免疫機能が高まるからである。
多剤耐性菌の掲示すること
2010年9月3日、帝京大学病院で、殆どの抗生物質の効かない多剤耐性菌アシネトバクター・バウマニに院内感染した患者が46人でて、そのうち27人が死亡した。
これは、現行の物理医療が、生命の自然治癒力・免疫力を衰退させる治療法だからである。
アシネトバクター・バウマニ菌は、土や水の中に、億・兆単位で生きており、通常は感染しても発症はしない。なぜかというと、生命自然には元来、免疫力が備わっているからである。しかし、薬物療法、その他で生命自然を壊し免疫力がなくなると、発症して死にいたるのである。
医聖ヒポクラテスは言っている。「薬では病気は治らない」と。

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